Cisco社の主任セキュリティ戦略担当である
Patrick Gray氏が2013年
Vanguard Security & Compliance会議(EXPO)での基調講演者に決定
現在の組織ぐるみあるいは国家レベルの犯罪者によるデータセキュリティ脅威について
2013年3月19日 米国ネバダ州 ラスベガス
Vanguard社は本日Cisco社の主任セキュリティ戦略担当であり、FBIに20年以上在籍し表彰された経歴を持つ、Patrick Gray氏が今年度のVanguard Security&Compliance 2013 (EXPO2013)のオープニングを飾る基調講演でスピーチをすることになったと発表しました。
今年で第27回を迎えるVanguard Security&Compliance 2013 (EXPO2013)は、6月24日~27日ラスベガスにて開催します。EXPO2013は世界最大規模の教育フォーラムで、大規模なエンタープライズサーバやネットワークに繋がっている、ITセキュリティに関わる最新のテクノロジーを発表しトレーニングの場を提供します。
Gray氏の講演は「The Confluence of Data Security Challenges」とタイトルされ、現状の脅威の状況を紐解きながら最新のサイバー犯罪や、これらの犯罪者が利用する手段について焦点をあてます。Gray氏はアノニマスや背景に国家が介在するような組織的犯罪集団が、ソーシャルメディア、ソーシャルエンジニアリング、アドバンスパーシステントスレット、マルウェアなどを利用して、世界中のネットワークに規模を問わず入り込み侵害しているその手法について解説します。
「今回のVanguard Security&Compliance 2013イベントに参加できることを楽しみにしています。我々が陥っている落とし穴の一つにネットワーク、エンタープライズレベルのセキュリティへの過信があります。ネットワークセキュリティを損なう、目には明らかに見えない要素がいくつかあります。これが私の講演の焦点になります。」
Patrick Gray氏
「Patrick氏を今回基調講演者に迎えられ、嬉しく思います。彼の話はいつも聴衆を引き付け、内部に精通したセキュリティのプレゼンを提供するので非常に参考になります。Patrick氏の講演により聴講者はネットワークセキュリティ対応の難しさに関して理解度を高めるだけでなく、万が一企業のネットワークが破られた際に、内部のサーバレベルの保護をきちんと堅牢化する重要性について理解を深めるでしょう」
Vanguard社COO, Steven Ringelberg氏
Gray氏はCisco社に主任セキュリティ戦略担当として加わる以前は、Internet Security Systems(ISS)社で、X-Forceオペレーションの部長を務めていました。ISSではInternet脅威インテリジェンスセンタの創設に関わり、侵入テスト、緊急対応チームを率いてきました。ISSに加わる以前は20年間FBI(Federal Bureau of Investigation)に所属し、特別要員として活動していた経歴を持ちます。ISSとFBIの経験からハッキングコミュニティに関する知識は深く、政府、電子取引、エネルギー企業、金融機関などを攻撃する際の彼らの目的、手法などについても理解しています。
FBI在籍中の職務のひとつにグローバルカウンタ(対抗)調査、FBIのサイバークライムチーム誕生のきっかけとなった特別部隊の監督などがあります。今でもFBIやその他の米国政府機関と緊密に関わり、米国国家セキュリティ省のアドバイザとして仕えています。