株式会社ブロードは企業のIT運用の効率化とセキュリティ向上を支援しています。

VANGUARD AdvisorはIBM z/OSのセキュリティ・イベント・アナライザとして、またレポート作成ソフトウェアとして他の追随を許しません。VANGUARD Advisorは、z/OS System Management Facility(SMF)とIBMのSecurity Server(RACF)からデータを分析し、幅広いデータ・マイニングとレポート機能を提供します。

VANGUARD Advisorは、セキュリティ・アドミニストレータやアナリストが、セキュリティのリスクを迅速かつ効率的に識別し、排除できるように適切な情報を適切なフォーマットで提示します。その為にレポート言語を習得する必要はまったくありません。

今日のグローバル・ビジネス環境において、VANGUARD Advisorは、z/OSセキュリティ関連の活動を明確に、迅速に伝え、強力なレポート作成機能とドリルダウン機能でセキュリティリスクの認識時間を短縮します。

 

システムへの衝撃

 

長年にわたりメインフレームの従来のセキュリティに慣れ親しんできた企業とITの管理者は、ここ10年でその質が著しく落ちている現実に気付き愕然としました。何年か前に、分散したインターネット・コンピューティングへの移行に伴い、メインフレーム・コンピュータは使われなくなり、この衰退しつつある技術に対してセキュリティ・レベルを高めるのは無駄であると考えられていました。
しかし、現在z/OSメインフレーム・システムが、エンタープライズ・コンピューティングにおいて、かつてないほどますます大きな役割を果たしています。メインフレームセキュリティに対する新たな需要は、セキュリティ技術と資源の不足状態も重なり、従来のメインフレームセキュリティ管理のツールでは全く対応不能となっているのです。

 

リスクを迅速に識別する強力なツール

 

z/OSシステムとSecurity Server環境のリスク管理で重要な部分は、イベント・ログのモニタリングと分析です。ハッカーの侵入や、資源の誤用を識別できないと、膨大な損失を企業に与える破局的な結果を招きます。既存のセキュリティ・リスクや、新たなセキュリティ・リスクを識別する能力は、ほんの始まりです。問題の真の性質と重要性を明確にし、破局を回避するためにそれを排除する能力を持たなければなりません。ユーザーはVANGUARD Advisorによってのみ情報を集め、その重要性を認識し、その意味を理解し、識別されたリスクを排除できるのです。

 

強力なz/OSセキュリティ・レポート作成と分析

 

SMFとRACFデータを集め、分析するのは、VANGUARD Advisorによって、かつてないほど容易になりました。フレキシブルな選択とマスキング・エンジンの威力によって、複雑なレポート言語を習得する必要なしに、高速なドリルダウン操作にリンクし、要約、詳細、およびさらに詳しい情報を提供します。

VANGUARD Advisorだけが、真に「ライブ」でSMFレコードを活用し、あるいはSMFレコードをその独自に最適化した抽出データベースにロードします。いずれかの方法で、広範囲なマスキングと選択されたクライテリアを使って、事前に定義された要約の幅広い断面と詳細なレポートを生成することができます。「すぐ利用できる」カスタム・レポートの作成能力、強力なマスキングとマルチ・レベルのソートとドリルダウン機能によって、セキュリティ担当者は、例を見ない柔軟さで、セキュリティイベントを見つけ、分析できます。

 

迅速な解決が可能

 

VANGUARD Advisorは、IBMのSecurity Server(RACF)からz/OS SMFデータと情報にアクセスし、破局を招く前に、システム・アドミニストレータやアナリストが、セキュリティの問題を見つけ、修正するように助けます。VANGUARD Advisorを使って、アドミニストレータは次のことができます。

 

• 簡単な一時的レポート用のカスタマイズ・レポート・フォーマットを作成します。
  
• 無許可のユーザによるアクセスを警告する電子メール・メッセージを資源のオーナーに自動的に送信できます。